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【寄稿文】ディベートで最高の瞬間

サニー

“The breaking team goes to ...”

ACがブレイクチームの発表をする。

この瞬間、僕の心臓はいつも高鳴る。

会場は湧き上がり、ブレイクしたチームは歓喜に震え、できなかったチームは意気消沈する。僕はそのたった5分くらいの命運を分ける時間を味わうためにディベートを続けていると言っても過言ではない。

これは僕だけではないだろう。多くのチームがブレイクを目指し、自分なりの努力を重ね、そして大会へ向かう。毎日夜遅くまでプレパ練をしたり、練習では先輩にリフレクをこれでもかと聞きまくる。こうして臨んだ大会だからこそ、ブレイクの喜びは至高となる。もちろん負けることだってある。涙を流し、肩を落とし、絶望に打ちひしがれる。しかし、それだって大切な経験だ。その大会をバネに次こそは必ず、という気概を持てる。だからこそ、ブレイク発表の時間は尊いものだと僕は思う。

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はじめまして、南山大学のサニーです。僕は大学からディベートを始めました。高校まではバスケ部にはいっていて、ディベートなんて競技があることを知りませんでした。ESSを見学しに行ったのも、最初は留学生と友達になれそうだなぁ〜と思ってでした。それで、たまたまディベートの先輩と話してるうちに練習に誘われて、実際やってみたらすっごい楽しくて、そのまま入っちゃいました 笑。ディベートって難しそうだなぁって思うじゃないですか?たしかにそうなんですけど、それ以上に楽しくて、もっと上手くなりたいって自然に思っちゃうんですよね 笑。割と中毒性ありますね。特に上に書いたと思うんですけど、ブレイク発表の瞬間って最高に楽しいんですよ。ブレイクっていうのは大会の本戦出場のことなんですが、これがまた厳しい門でして、出場者の3割くらいしか行けないんですね。僕もかなりの数大会出ましたが、4回しかブレイクしたことないです💦。とまあ、僕の話は置いといて、他にもディベートの魅力を紹介できればなぁと思います。

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ディベートの魅力① 論理的思考力が備わる これはよく言われてることですね。ディベートではジャッジを説得しないといけないので自分の意見に理由をつけて説明します。もちろん相手への反論も同様です。で、論理力って大学とか社会でめっちゃ大事なわけですよ。上司とかお客さんに自分の意見がまともに伝わらなかったら大変ですよね。だからディベートをやっておくといいかなと思います。

ディベートの魅力② 英語力が鍛えられる これは英語でディベートをするっていう授業でもなかなかしないとこをやってるんで相当スピーキングやボキャブラリー、リスニング力が上がりますね。たぶん、社会保障とか安全保障とかの問題を英語で話す機会なんて日本だったらここぐらいしかない気がします。でもこういうのって海外の人は割と興味あって街中で話してたりするんですよね。ディベートをやっていれば、留学生とかに突然こんな話を振られても簡単に返せるってわけですよ 笑。

ディベートの魅力③ 多様な知識を得られる ディベートのお題って毎回違うのをやるんですね。例えば政治の話とか、経済の話とか、愛についてもやったりします。そうなってくると、先輩とかに教えてもらったり、後で自分で調べてみたりしてたくさんの事が知れると思います。僕の場合、ディベートでいろいろ知識を付けてたんで、専攻を選ぶ時に政治関係が好きだし政治やってる先生のとこにしよってすぐに決める事ができました。

綺麗なお顔をしてらっしゃる…

大きく3つぐらいディベートの魅力を書いてみました。まだまだ競技としてのディベートは楽しさを書ききることができなかったですが、これで少しでもディベートに興味を持ってくれたら幸いです。

南山大学

渡邉 綱城


 
 
 

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