新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!名古屋大学でパーラメンタリーディベートをしている大村といいます。今回の寄稿文を通して少しでもディベートの魅力を伝えていければと思っています。

と爽やかな笑顔をかます大村さん
ディベートの魅力はやはり勝つか負けるかの真剣勝負であり、負けたとしても次につながるものが得られるところですね。試合を通じて今まで自分が考えてもみなかったアイデアに触れたり、ジャッジの方からのフィードバックによって自分の課題を再確認したりなど、日々新たな発見がありとても楽しいです。

スピーチ直前の真面目な様子
...と、よく一般向けには言うのですが、まぁ個人的に思う一番の魅力はかっこいいことですかね!僕自身名大に入る前は英語なんて大嫌いで、高校生がよく言うあの「俺はこのまま日本で生活していくし英語なんて必要ない!英語なんて何の役に立つんだ!?」って感じのスタンスで、さらに言えば名大入って直の英語の試験の結果サバイバル組(名大の英語が出来ない人が取らされる授業のこと)でした。そんななか名前がなんとなくかっこいいからという理由で、今までやっていたサッカーを POI して ESS に入り、英語で討論できたらメッチャかっこいいんじゃね?と理由でディベートをはじめ、今ではディベートの魅力にどっぷりつかっている一人になってしまいました。
要は最初のきっかけなんてどうでもいいわけですよ!僕みたいにかっこよさに惹かれてきてもいいし、英語が出来るようになりたいという理由でも、かわいい女の子がいたからでも、かっこいい先輩がいるということでも、就活に有利っぽいからという理由でも何でもいいです。どんなモチベーションで入ってきても、名古屋のディベートソサエティはいつでもあなたを受け入れますし、真剣にディベートをやった先に、楽しい大学生活があることを保証します!

「あまーーーーーい」の Nagoya A です。
気になった人はツイッターで @nagoya_debate を検索!
さて、前振りが長くなってしまいましたが、今回の依頼はディベートと就活ってことなので それについて話していきたいと思います!
「ディベートやってると就活に有利なんですか?」ってよく新歓シーズンに聞かれますが、有利かどうかは置いといて、役には立ちました。僕自身昔はなんとなく物理の世界で研究者になってノーベル賞を受賞するんだろうなぁみたいな幻想を抱き、就職のことを積極的に考えることの出来る意識の高い人間ではありませんでした。
そんな僕ですが、ディベートを通じて様々な人に出会い、新しい興味が出たことで、自分がやりたいことは何なのかしっかりと考えることができ、納得した形で就職活動を始めることができました。実際の面接、インターンなどの過程においてもディベートで培ってきたディスカッション力や、物事を論理的に構造立てて考え発言する力が生き、割と苦労せずに終えることができました。
まぁこんな感じでディベートやってればいい感じにうまくいくんじゃないかなと信じてます!? 少なくとも進研ゼミの付録漫画よりは信憑性があるのではないでしょうか?

キラリと光る口の端 そそり立つ親指
さて、新入生の皆さん!!改めて入学おめでとうございます!丁度名古屋ディベートは成長の絶頂期にあります。ぜひ入部して、名古屋のディベートを強豪校にする歴史的な一員となりましょう!
名古屋大学大学院 2 年 大村 圭史